定年退職に伴う失業手当(正式には雇用保険の基本手当て)は現在150日分で、支給される手当日額も最高6,781円となっている。それ程遠くない昔には300日分で日額も最高10,000円近くも支給されていたものだが、現在は支給日数も支給日額も大幅にカットされた。雇用保険にしろ厚生年金にしろ加入時点での説明からすると、契約内容が反故にされたというのが正直な感想である。職安のパンフレットには「雇用保険は積立貯金ではなく労働者と事業主からの保険料と税金により賄われる、再就職を支援する制度です」とある。どう考えても自分の納めた総額(物価換算もしない納付総額)より支払われた総額は少なく、税金はおろか事業主の納付分をも侵食したとは思えないのだが。。。
(今日のホトトギス)
ま、働く人同士の助け合いネ! 自分の意思に関係なく困っている人が(特に最近は)沢山いるのだから、と自分なりに決着をつけ、せっせと4週間に1回の失業認定(本当に失業していたことを確認する行為)に通い、求職活動を本当にしていることを証明する為のハローワーク通いを1回追加して(4週に2回必要だが失業認定時に同時に済ますことで1回分をカバー)半年間の失業期間を本日めでたく無事終了しました。
希望の企業に就職し会社員となり、会社の都合により子会社への出向、転籍。その子会社も親会社の都合により外国企業にM&Aされて経営権が変わる等の変遷を経てめでたく定年。そして半年間の失業期間を終えて、本日より念願の年金生活者になりました。
就職した会社そして出向・転籍先で好きな仕事を楽しく充実した気持ちで過ごし、年金生活への助走としての半年間の失業期間を健康で楽しく過ごせたのは大変幸せなことでした。やはり日本が平穏な国であったからこそでしょう。
日本がこれからも平穏な国であることを祈って、己に乾杯!!
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