冬の裏磐梯
現地の方は、昨年12月の豪雪の後は余り雪も降らず、この所の陽気で例年になく雪解けが早いのだそうです。いつもだと3月でもかなり雪が降るのに今年は1月以降は雪が少ないとか。
関東から来た者にとっては車を走らせたり、道路脇の雪壁を越えて雪原に入るのが楽で写真の撮影には助かる状況でした。
それでもやはり豪雪地帯で、わき道に入ると除雪された雪が高く積まれていたり、桧原湖は氷で埋まり沢山のワカサギ釣りのテントがカラフルに湖上の雪原を彩っていました。山の頂には霧氷が綺麗に咲いています。磐梯山の頂は真っ白で朝日に紅く染まる光景は荘厳なものでした。
写真撮影のメッカらしく、撮影ポイントには必ず何人かのカメラマンが居て、場所によってはグループや夫婦で来られている方たちで賑やかなものでした。小野川湖の見晴台は朝日が昇る時には数十人のカメラマンが列を成していました。丘の背ですので立てる人数には限りが有り、私は背の切れる一番端での撮影になりました。こんなに人が押し掛けるとは知らずノンビリとホテルを出たのが失敗でした。それでも軽アイゼンを着けていったのが幸いし危ない目には遭わずに済みました。
25日は夜半から快晴でした。小野川湖に朝靄が出なかったのは残念でしたが、美しい山と湖と森の朝日を拝めたのは幸いでした。そして撮影から帰ってゆったりと温泉に浸かり体を温めてから美味しい朝食をとれたのは最高の気分でした。
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