そば三昧の旅
8月の終わりに小学校入学時の同窓会があり出席しました。
何人かは男子高校時代の面影から分かりましたが、全く思い出せない方も多く失礼をしました。特に女性は中学以来の再会でしたので、記憶が遠く話しをしていても思い出せないのには閉口しました。40数年ぶりの再会は懐かしさと好奇心、そして面映い気持ちが入り混じる不思議な体験でした。
集合時間までに時間が有ったので久しぶりに塩原の小太郎ヶ淵や大沼公園に寄ってみました。
小太郎ヶ淵は緑濃く、観光客もまばらでドライブの疲れを癒してくれました。大沼公園は霧が出て幻想的な姿を見せてくれました。
泊り込みの同窓会の翌朝早く宿を出て南会津町舘岩のそば畑に向かいました。桧枝岐村や尾瀬沼に向かう国道352号線の途中で右折し、会津高原高杖スキー場に至る直前に広大なそば畑が在ります。元はハーフのゴルフ場だったようですが、一面がそばの花で埋め尽くされています。畑の先には山々が重なり合い雲がたなびいています。畑の中段と上段に空き地が在ってゆったりと撮影することができます。
一しきり撮影した後、前回の観音沼を訪ねた際に下見しておいた下郷町の猿楽台地のそば畑に向かいました。前回は10センチ前後であった蕎麦が成長して広い台地を一面に白く染めていました。
朝の弱い光線で撮影し直したいのと、運が良ければ朝霧が出るのを期待して、再度高杖に戻り宿を取りました。スキー客用の観光ホテル、ペンション、民宿が高杖の高原には沢山有ります。
翌朝早くそば畑に出てみると、残念ながらそば畑には朝霧は無く周りの山々や谷筋に出ているのみでした。
今回は広大に拡がるそば畑の撮影と、昼食のおいしい蕎麦とそば三昧の旅になりました。来シーズン、いや今年の紅葉時期にはもう一度訪ねてみたい場所です。
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