春満喫の八方ヶ原高原
5月15日、矢板市から塩原に向かう山道に沿った八方ヶ原高原にツツジを求めて行ってきました。最初大間々に入りハイキングを兼ねてアカヤシオを撮る予定でしたが、下山してきた方に聞くと既に終わっているとのことで諦めました。近くを散策してもツツジの群落はまだ蕾の状態で、大間々での撮影を止めて方向転換、来る途中ミツバツツジが満開だった県道56号線を走ってみることにしました。
沿道やその林の中ではミツバツツジが明るい陽の光の中で綺麗な薄紫の花を咲かせ、萌え出たばかりの新緑に映えて美しい光景を見せてくれました。
更に塩原方向に進むと、所々でシロヤシオが道路沿いの崖の上に群生しており予想外の撮影時間となりました。
又、意外にも1本の山桜が散る寸前でしたが綺麗な姿を残しており、西蔵王で終わりと思っていた桜をもう一度見ることができました。標高1000メートルの高原ならばこその光景でした。大木の桜はこれが今年最後、後は那須山頂のミネザクラとなるでしょう。
夕方近くになって久しぶりに大沼園地を訪ねてみました。まだ赤茶色の葦の原の根元や沼の水草に徐々に春の装いが見られ、誰も居ない沼でゆったりとした時間を過ごしました。
最近の写真集に「ツツジに染まる高原」と題して12枚の写真をアップしました。併せてご覧ください。
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