早すぎたか駒止湿原
１７日早朝会津昭和村に在る駒止湿原に田島口より入ってみました。所が湿原に通じる林道の入り口に着くと通行止めのゲート。看板を見ると積雪のため５月２４日より開通とあります。
私より先に着いていた東京からのご夫婦共々、「うわー、どうしよう！道路の雪は消えてるのにねー！」。暫く思案していると、福島ナンバーの車が来て何事も無いようにゲートを開けて入って行っちゃいました。我々は顔を見合わせ、「行ってみましょうか？」「そうですね」で入ることにしました。
道路脇には除雪された雪が７～８０センチ積もっていましたが、湿原の雪は消えていました。小さな流れに沿って小振りなミズバショウが咲いています。場所によってはまだ葉っぱが出たばかりで花を付けていない所もあります。これから未だ咲くのでしょうか。
よく見ると咲いた後霜にやられたのか先のほうが痛んだ花が多く見られます。そして小さな流れに沿った場所だけに群生しているので何とも貧弱な群生でした。それでも大谷地から白樺谷地まで歩いてみました。ポツリポツリとショウジョウバカマが咲いたばかりと言った感じでいい色で咲いていましたが、これ以上行っても変化はなさそうなので引き返しました。
湿原を見渡すとワタスゲが地味な花をつけています。結構な密生状態でした。ワタスゲを期待することにして、早々に引き上げました。
先の御池、観音沼を含めて８枚の写真を「雪消のとき」と題して最近の写真集にアップしましたので、併せてご覧ください。
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