2008年6月 7日 (土曜日)

ねんきん特別便

ムラサキカタバミ

"ねんきん特別便"が送られてきました。私の分、そして母の分、そして母の遺族年金の分。後の2つは私が代理で回答するものです。この内容で8*歳のボケの始まった年寄りが回答出来るとは到底思えませんので。

自分の分は自分の職業歴と照らして抜けた年月が無ければ良いわけですので簡単です。一つ企業年金基金への加入歴が短いのに引っ掛かりましたが、企業年金基金が国の代行を行った期間を示しているとのことで納得、問題はありませんでした。母の遺族年金の部分(早く言えば父の年金加入記録になります)は全く私が掌握しているはずもなく、父の退職年齢から記載の加入年月で逆算していって、太平洋戦争に召集された年齢そしてその後就職した年齢が妥当であろうと(=抜けは無いであろうと)判断し回答しました。母自信の国民年金の加入歴は全く手がかりなしです。当時は任意加入の時期ですので、何十年も前のことをボケた老人が覚えているとは思えないので記録を信用する他ないでしょう。それにしてもこんな作業をやることになった事自体に憤りを感じます。とは嘘で最近そんなに心から憤りを感じる程でもありません。と言うのも政治家やお役人の仕事なんてこんなモンと思っているし、少し親切な対応をされるとよくやっていると思うくらいです。ハハハ。

ゼラニュームの一種

書きたかったのはそんな事ではないのです。父の年金記録を見て、そして先述のように逆算を行っていて思ったのは、ここには人それぞれの人生が集約されているなー、と言うことです。戦争と召集、帰還後の見習いとしての就職そして正雇用、社会構造の変化による会社自体の変遷、転勤による事業所の変化、出向や転籍、等など。この数行の中に人生が集約されています。やっぱり大事に扱ってよね、お役人さん。

米国居住経験がある方からは貴重な経験談・意見が多く寄せられました。米国と日本では老後の暮らしについての考え方、つまり「マインド」に違いがあるという意見がありました。

今のお年寄り世代に関して言えばこの記事は意味あるのかなー。老後に関する考え方の違う国と比較しても仕方ないでしょうし、統計数字なんで信用できるとは思えないし(稟議書を書いた経験がある方は分りますよね。数字は切り取り方でどうにでもなる)。ただ、アメリカに限らずでしょうが、農家や商家などと違って継ぐものなんて無い気楽なサラリーマンは出来れば子供の世話にはなりたくないですよね。自民党の方ってみんな農家や事業家の跡取りなんですかね?

ゼラニュームの一種

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