会津の春

大林ふるさとの山からの帰り道、会津盆地の桜を見ながら帰ろうとまたもや遠回りしました。目指すは会津美里町の「米沢の千歳桜」。
桜は広ーく開けた盆地の畑の真ん中に立っていました。遠くに真っ白く雪をかぶった飯豊連峰、その右手には残雪を抱く磐梯山が聳える絶好の位置取りです。

説明書きには千歳という名の娘を供養して植えられたというベニヒガンザクラで樹齢700年とあります。山高の神代桜と同様に主幹は朽ちていますが若木に着いた花は扇を広げて舞っているように見えます。周りはだだっ広い畑で何も無く、ポツンとこの桜だけが立っているので絵になります。
近くの法用寺境内の虎の尾桜にも廻ってみましたがこちらはまだ数輪開いているだけでした。


車を走らせていると、只見川沿い、そして会津盆地に下りる手前の広域農道などで度々美しい光景にめぐり合いました。会津は美しいと実感します。写真はもう直ぐ千歳桜という所に立つ小さな神社の桜です。雪をいただく飯豊連峰、そして磐梯山が綺麗だったので少しの時間休憩しました。実はちょっと手前の丘の上でも美しい風景に見とれて休憩したばかりだったのですが。
これだから会津通いは止められません。
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