草取り
会津から実家に戻って最初の用事は庭の草取りです。母が弱くなってからは叔母や私たち夫婦の仕事になっています。
春の日差しと共に大小さまざまな雑草が繁茂しています。そして雑草に負けずにスミレ、サクラソウ、ムラサキケマン、ムラサキカタバミ、チューリップが花を咲かせています。
生い茂ったヤブランの古い葉を刈り込むと、ヤブランの新芽や紛れ込んだムラサキツユクサの茎まで切ってしまいます。もっと早く刈り込んでおけば手間も掛からなかったのですが、今となっては時既に遅しで注意して刈り込む外ありません。面倒だー!切れない剪定バサミでエイヤー!でザクザクです。
草取りをしながら思うことは「雑草」と「野草」の違いです。園芸種も元はと言えば野草いや雑草。極めてその人の主観、えこ贔屓、そして職業上の都合によるものが強い感じです。叔母は農業を営んでいるので種を飛ばし畑に紛れ込んで困る草花は出来るだけ取り除きます。私は植物にとって土が露出しているのは紫外線から根を守ったり水気を保持したりミミズやバクテリアが生きる上で好ましくないのではとの素人考え。土の見えない方が写真写りも良いしね。ハイ、怠け者の言い訳です。
そんな議論はさて置き、各人が四つん這いになって土に向かい、取った草でいっぱいになった猫車を裏の空き地に運びます。イター、昨年痛めた腰には辛い仕事です。
2日掛りの草取りが終わりヤレヤレ。みなさんお疲れさまでしたー。夕方には叔父が来て蕎麦を打ってくれました。打ちたての蕎麦はホンノリと香りがあって美味しかったー。伊王野の道の駅の蕎麦屋さんから分けてもらったそば粉だそうです。蛇足ですが、国道294号沿いには美味しい蕎麦屋さんが多いです。茂木町牧野、大田原市黒羽の大雄寺前、伊王野の道の駅等など。
裏の空き地には刈り取った草がうず高く積み上げられました。その中にはスミレやムラサキケマンの花がたくさん混じってました。ンッ。
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