千葉から延々岩手県雫石市まで車を飛ばして小岩井農場に入るとまず目に飛び込んできたのが岩手山をバックにしたこの桜並木です。高速盛岡ＩＣに近づくと岩手山が目の前にその姿を現します。そして小岩井農場に入るとこの景色が飛び込んできます。早速車を降りてパチリ。岩手山が目の前に迫って見えます。ただここの桜は見頃を過ぎており花つきも良くなかった感じです。

桜並木を後にして農場内を走る道路を「一本桜」の案内板に沿って先に進むと小岩井工場の駐車場の案内板。車をそこに置いて歩いて１キロ近く先に進むと人垣が見えてきました。そしてその視線の先には雪をいただく岩手山をバックにしたあの一本桜が満開の艶姿を見せていました。この桜専用に数十台の車が停められそうな駐車場が備えてありますが満杯で数台の車が空きを待っていました。昼間は流石にカメラマンより観光客の方が多く三脚を立てる余裕もありました。

しかーし、翌朝５時前に行ってみると前述の通りの状況。仕方ないので桜の左から、右からのポジションで１時間半程撮影、最後はカメラの感度を上げて手持ちで人垣の隙間から桜の正面から数枚撮って終わり（その間約１０分）。早朝５時の山の中でこの混雑、驚きました。帰りに桜並木で再度数枚撮って次の予定地の西蔵王放牧場に向かいました。

高速料金の値下げもあって５月２日の宮城/岩手の県境付近の高速道路はめちゃ混んでいました。１日に岩手に入って正解でした。しかし、この桜の異常な賑わいには驚きました。この桜の特性ですが、撮影ポジションが正面だけと言うのも混雑に拍車をかけています。