ちょっと大変
Movable Type5.0のベータ版が1ヶ月遅れで公開されました。これから利用者も含めたテストが行われ秋にはメジャー・バージョンアップが行われることになります。CMSを謳うMovable Typeですが、その生い立ちもあって今まではブログを中心にWEBページも作れます、でしたが、Version5ではWEBサイトを中心にブログはその中の1つのパーツとなるようです。メジャー・バージョンアップを控えて懸案事項を自分なりにメモってみました。
写真は前回のクズ同様”秋の七草”の一つ、マメ科の植物ハギです。斜面に生える1株の大きなハギが枝を青空に伸ばし、そして崖下に垂らして初秋の風にゆれていました。
今回のバージョンアップは、サイト構造の基本から変わる大幅な改修です。当然管理画面も変わるようです。テンプレートやスタイルシートだけでなく、利用目的に合わせた機能やデザインを実現するためユーザーが個々に設定するカテゴリやカスタムフィールドなども含めた種々の項目をまとめた「テーマ」と言われる概念も持ち込まれるようです。その為日本語版では4.3をスキップして5.0に開発を専念するという念の入れよう。そうなると、使う側でもサイトの構造、画面のデザイン、画面遷移など大幅な見直しが必要となります。今年の晩秋から初冬はちょっと大変なことになりそうです。
まずシステム要件でデータ・ベースがMySQL4からMySQL5となります。当サイトの場合、MySQL5に上げるにはDBサーバーをLocalHostからRemoteHostに替え、使用コードも変えなくてはなりません。コード変換の問題は在るが敢て変更をして来なかったDBの移し変え、うまく行くのかなー。DBに関する知識ゼロの私にとっては不安がいっぱい。
今利用させていただいているPLUGINが全てMovable Type5に対応できるのがいつになるか。それによって移行できる時期が変わります。これだけ大きな変更があるとPLUGINの開発をされている方々も大変でしょうし時間も必要と思われます。
サイト構造を変えるか、今のままで行くか、思案の為所です。ホーム、WEBページ、ブログ・ページと見栄えを変えたいのは山々ですが、スタイルシートの持ち替えが簡単に行くのかどうか、ページ遷移が分かり易くできるか。そして後の維持管理が面倒だと考えちゃいますし。
IE8の登場でセキュリティの問題が解決されたようなのでIE8の普及率によっては、写真掲示板もMovable Typeに持ち替えたいのですが簡単に作り込めるのかどうか?サインアップなしで投稿できて且つSPAMを防げて、更にMovable Typeで自由にいろいろ弄れたら最高なのですが。
現時点で出ている情報から対応を考えると、現状の見直しと自分なりに改修のコンセプトを確立し、PLUGINを差し替え、テンプレートを改修し、システムを移行するには多岐に亘る作業が必要となりそうです。当分はSix Apart社といつもお世話になっているサイトから目が離せません。
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