色づき始めの矢の原湿原
16日は矢の原湿原を訪ねてみました。朝7時から1時間ばかり沼の周りで静かな時間を過ごしました。緑葉が黄葉に変わるにはもう少し時間がかかりそうです。
山里から更に奥に入ったブナ林に囲まれた小さな沼。時折霧が押し寄せて幻想的な奥山の雰囲気を漂わせます。暫くぼんやりと時間を過ごしたいところですが、先を急ぐ身。清水を汲んで舟鼻峠に向かいました。
9時に舟鼻峠に到着。周りの山々が色づいて朝の光に輝いていました。
美しい紅葉に見入っていると工事車両が次々とやってきました。話をすると、その日の午後に田島バイバスの開通式があるので急ぎ道路の白線の引き直しをするんだとか。道路の先を見ると通行止めの柵の向こうに真新しいトンネルの入り口が見えます。冬には通行止めとなる国道400号線の峠道もこれで通年通れるようになるようです。
残念ながら開通まで5時間もあります。旧来の県道を下りて、ヤマザクラで有名な戸赤の村落を抜け、帰途に着きました。
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