置賜余話
釜の越桜では駐車場が満杯で道路の反対側にある小さな駐車場に案内されました。車を降りると目の前に見事な白木蓮が。燦燦と降り注ぐ春の陽を浴びて真っ白く見事な姿を見せていました。翌朝、朝の光で撮り直そうと再訪すると花は変色し落花が激しく斑模様となってました。花の命短し、これが自然なのでしょう。
2日目は朝食抜きで朝早くから桜巡り。昼を過ぎて白鷹町の「隠れ蕎麦屋の里」の一軒の蕎麦屋さんへ。最近は日常が2食で済ませているので朝抜きは苦にならないのですが、流石に動き回った挙句に昼を過ぎるとお腹がすきます。クネクネした村落の細道をウロウロして見つけた蕎麦屋さん、美味しかったー。香り、コシ、そしてつけ汁の美味しいこと。お腹が空いていたせいではなく本当に美味しい蕎麦でした。
車を置いた庭先には見事な紫の木蓮が。しばらく見とれてしまいました。そして我々が帰るころには蕎麦が品切れ、午後1時過ぎでした。危ういところでした。ラッキー!
既に葉桜となった最上川堤防千本桜。堤防脇の桜並木を抜けて川岸に下りてみると春の花が群れ咲いていました。こんな所でボケーっとしてるのも良いのですがそこそ切り上げました。
ある桜の古木を訪ねると先客の方がそっと耳打ちしてくれました。良く見るとフクロウさんが。カワイイー!まだ幼いようです。近づいても逃げません。親鳥がどこかで心配そうに見てることでしょう。そっとしておいてあげましょう。
時期外れとなってしまった山形のさくら巡りでしたが楽しいことも沢山ありました。一通りロケハンが出来たので次回がまた楽しみです。
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