高原の森
帰省の最後は高原山方面に向かい久しぶりに温泉に浸かることにしました。温泉宿に泊まるのは5月の山形旅行以来です。
朝早く実家を出て、まずは県民の森へ。7時前に県民の森管理事務所脇の駐車場に到着。管理事務所も展示館もまだ開いていませんので人っ子一人いません。それでも偶に前の道路を車が通過して行きます。お目当てのレンゲショウマの自生地を聞こうにも誰も居ないので、展示館のガラス・ドアの向こうに張られた花の情報を頼りに宮川渓谷に下りることにしました。
遊歩道を進むと小さな滝が見えてきました。映り込んだ緑がきれいだったので沢に下りてパチリ。
遊歩道に戻り返して辺りの斜面を見ると、在りました、自生のレンゲショウマ。遊歩道の周りの斜面にポツリポツリと細長い枝を伸ばして花と蕾をつけています。森の小道を照らす小さなランプのように。
夫婦のどちらかがレンゲショウマを見つける度に歩を止めて撮影するのでなかなか先に進みません。なんとなくもうレンゲショウマはないかなと思われる所まで来ると木橋が在ってベンチが備えられていました。そこで一休み、そして持参のおにぎりで遅い朝食。腹ごなしにちょっと遊歩道の先に行くと道の真ん中に橙色の花が撮って撮ってと招いています(笑)。 先には花は無さそうと判断し元来た道を引き返しました。駐車場に戻ると管理事務所の方が展示館の玄関先に出ていたのでレンゲショウマの自生地について尋ねると、他に2箇所在るそうです。大凡の場所を聞いて県民の森を後にしました。
県民の森を出て次はお隣の尚仁沢へ。初っ端からきつい上り坂となり奥さんはブツブツでしたが、湧水地に着くと冷たく美味しい水を飲んでニッコリ。暫く湧水地の周りで休んでいると急に空が暗くなり雨が降り出しました。急いで尚仁沢登山口の駐車場に戻ると何事も無かったかのように雨雲は移動していました。
次は少し先に行った所に在る尚仁沢の清水を引き込んだ水汲み場へ。ここまで来たら寄らざるを得ませんよね。この水汲み場、大きなポリタンクをいっぱい積んだ軽トラでいつも大賑わいです。我々は大きめの”ペットボトル”数本に水を汲んで宿のある塩原に向かいました。
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