さむけ更に走る
風邪はなかなか治らない。養生しないのだから時間をかけるしかないと諦めている。
風邪を吹き飛ばすような、いや益々悪寒が走り気が滅入るような結果が大阪ダブル選挙で出た。橋下氏率いる維新の会の圧勝であり、橋下イズム(ハシズムと略されてもいる)による教育改革に論拠を与えるような選挙結果が出された。
大阪都構想に支持を寄せたのか、教育改革を含めて支持したのか、それとも現状の閉塞感の打破を願って票を投じたのか、私には推測の域を出ない。
大阪府民・市民に限らず今の日本を肯定する人は少ないだろうとは思う。自分もそうだし、周りの人からも諦めと嘆きが聞こえてくるから。
しかしこの閉塞感は急に出たものでもどこか知らない処から突如やってきたものではないでしょう。私たちが選択し一生懸命やってきた結果なのですから。
一旦立ち止まって自分たちがどう間違ったのか考える必要がありそうです。声高に叫ぶ威勢のいい人に解決を委ねることが危うい選択であることは過去何度も経験してきたことです。
当確の記者会見で橋下氏は府市民の信託を得たのだから教育委員会はそのことを重く受け留めよと恫喝していました。
この閉塞感を生み出している根源を保持しそれを更に推し進めようとする橋下氏に、経済界を始め従来路線を推し進めたい人たちはもろ手を挙げて擦り寄るのでしょう。クワバラ、クワバラ。
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