高原の香り
今日は朝からカンカン照りで暑くなりました。そんな中庭のコオニユリが咲きだしました。朝露に濡れた高原に咲くコオニユリに思いを馳せます。
7日、8日は昼過ぎから夜までUstreamでの「NO NUKES 2012」の放送に釘付けでした。久しぶりにYMOの演奏を楽しみました。本当に久しぶり。。。そう言えばCDは何処に行ったかな。。。
ここ数年この時期になると高原の雰囲気を運んでくれるコオニユリです。
真っ青な空の下、ひんやりとする高原の朝の花園、そんな雰囲気が似合う花です。
2日間に亙り多くのミュージシャンが集まった「NO NUKES 2012」。YMO以外は私には馴染みの薄いテクノやロックのバンドでしたが楽しめました。プロジェクト開始から半年でこれだけのミュージシャンが集まり(ドイツからはKRAFTWERKSまで参加)、しかも著作権の壁を越えて多くのバンドがUstreamでの無料放送に同意したのには驚きます。坂本龍一氏を始めプロジェクト・チームの大変な努力が有ったのでしょう。
しかも、音も映像も素晴らしく、ネットでこれだけの放送が出来ることに驚きました。放送の中断もほとんど無くHD画面で楽しめました。ただ、1日で9時間ものライブ放送となると食事、トイレ、その他とこちらが視聴を中断することが多くなりました~。
Twitterの公式アカウントで各バンドの写真が公開されてます。こちら からどうぞ。(写真は削除されました)
公式には公開されていませんがYoutubeには動画がアップされてました。(こちらは中断が多いですネ~、残念)
(動画は削除されました)
演奏の合間には双葉町の井戸川町長も登場されて苦しい現状をお話されてました。中でもチェルノブイリでの経験が活かされず避難基準(記事は削除されました)や健康診断の体制に問題が多いことを明かされました。そのお話を聞いていると東電だけではなく政府、マスコミも情報を閉ざしている実態が見て取れました。
チェルノブイリでの基準を適用すると、ここ千葉市の我が家のエリアは移住の費用を行政が負担する「移住の権利ゾーン」から"辛くも"外れている地域となります。
(昨年秋の公式数値では該当します。そして市の貸し出すシンチレーターで最近計った我が家の数値は立派に?(爆)該当しちゃいます。アリャ~!)
動画で流された元スイス駐在大使のメッセージでは、欧米の専門家は地盤の傾いている福島第一原発4号機上屋を危険視してるそうです。ここが崩壊すると燃料プールに保管されている膨大な燃料棒が空気中でメルトダウンし福島原発全体への立ち入りが出来ない状態になり結果1~6号機全てが管理不可能となり世界的な汚染を引き起こすことになるからです。国際的な危機管理の対象となっていい程の福島原発、どうしてこうも閉じられた世界で管理されているのか、次から次と疑問が湧き起こります。大きな余震が来ないことを祈るだけです。
YMO+、忌野清志郎スペシャルセッションなどなど普段なかなか見られない組み合わせの演奏を楽しませていただきました。
PS)2012.07.12追加
Ustreamで放送された双葉町 井戸川克隆町長のお話がarchiveされ視聴出来ます。archiveは前後編に分かれています。
NO NUKES 2012 双葉町町長+舩橋監督
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