冷たいお湿り
元旦からずっと雨の無かった千葉では今回の雪は良いお湿りとなりました。カラカラに乾いていた庭の落ち葉もしっとりと濡れて土に馴染んでいる感じです。
冷たい雪にべったりとまとわりつかれてちょっと迷惑そうな山茶花ですが久しぶりのお湿りに精気が戻った感じがします。
遅れに遅れたスイセンの初咲きです。選りに選って雪の降る中での開花となりました。
カサカサに乾ききっていた枯れ葉が雪で蘇った感じです。
冬の陽射しを浴びて咲く一輪のスイセン。雪で倒れた葉っぱの間から花芽があちこちで頭を出していますが、咲いているのはこの一輪だけです。
今年に入って「アベノミクス」とやらの経済政策を持て囃すメディアですが、日経ビジネスオンラインではこんな記事も。
BRICSの台頭、そしてそれに続く新興国の発展は世界の安定に貢献すると伴に従来の経済大国の比重が下がることでもある訳でそれは算数の世界だと思うのですが。政官業学の偉い先生たちが早くそれを認めて低成長を是認した庶民生活優先、人・自然との共生の政策に転換して欲しいものです。
-デフレからの脱却も難しくなりますね。
水野:デフレからは脱却できないでしょう。そもそも成長できなくなったという前提でどうするかを考えなければいけないのです。
そして笑うに笑えないほど馬鹿げたCMをネットで見てバカじゃないかと思ってみましたが、流行の芸能界にしろ、注目される企業にしろみな同じ思想で運営されていることに気付くと愕然としました。病気だね、これは。
が、この行き過ぎは、日本マクドナルドという特定の企業に備わった固有の性質であるわけではない。より普遍的なものだ。
接客にたずさわる人間が、王と奴隷の物語に適応せねばならないこの設定は、ある時期から、わたくしどもの社会のほとんどすべての顧客サービスの現場で、多かれ少なかれ共有されている、実に厄介な問題だ。
最近面白味を感じなくなってきた日経ビジネスオンラインで年始半月で面白かった記事2題でした。
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