桜旅 栃木県北部-１
先の嵐に機先を制されて腰重く９日も１０時を過ぎてから千葉を発って栃木を目指しました。先ずは道の駅しもつままで直行。そこでお昼を摂ってからカーナビに３箇所を登録して栃木県へ。
上の写真は大田原市親園の「磯家の氏神さまの桜」で３番目の最後の登録地点です。目印は親園郵便局でしたが、当の郵便局が引っ越していて元の場所は更地になっていました。当然ナビさんは今の郵便局に案内してくれました～。周りを歩いてもそれらしき桜は見当たらず畦道を歩いていたら近くの農家の方が軽トラでやって来ました。場所を教えてもらい車を郵便局の駐車場に置いたまま歩いて行ったらどんどん日が落ちてしまいました。そして写真はシルエットだけとなりました。
桜の下まで来ると先ほど道を教えてくれた農家の方が先回りして来てました。この桜が咲くと近くの農家は堆肥造りを始めたんだそうです。子供の頃はこんなに細かったんだと腕を丸めていました。
枝先を見ると花は落ち、葉が出始めていました。水の引かれた田んぼが赤く染まり夕日にシルエットで立つ桜となりましたが今回は正解だったようです。惜しむらくは真っ赤な落日と共に撮りたかったのですが、最後は走ったのに間に合いませんでした。疲れる～。
帰りは親切にも郵便局の駐車場まで軽トラで送ってくれました。感謝、感謝です。
一番目の登録地は那須烏山市八ケ代の「西山辰街道の大桜」。国道２９４号線から大きく外れましたがナビの案内通りに到着しました。しかし桜は見頃を疾うに過ぎていて木の周りをぐるぐると回っただけでカメラも出さず仕舞いでした。
次は那珂川町富山のイワウチワの群生地へ。急な山肌を縫った遊歩道を登ったり降りたりで時間も体力も相当に費やしました。地元の管理者の方に伺うと例年になく開花が早くそれに先の雨風で傷んでしまったとの事でした。それでも終わりかけに来た３年前よりも花の状態はマシで相当な枚数を撮りまわりました。とは言っても花の色は確かに色落ちして、傷んだ花も混じっていました。足場が悪くその上薄暗い森の中の小さな花、ピント合わせに苦労しました。
スーパーに寄って夕食の買い物をしたりしてたら実家に着いたのはすっかり日が暮れてからになりました。疲れた～、そして明日は朝早くに墓参りを済ませて撮影に出発です。バタバタと用事を済ませて１０時には床に入りました。
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