2013年4月16日 (火曜日)

桜旅 栃木県北部-3

大田原市中野内 桜盛春 2013.04.10撮影

目指す旧黒羽町(現大田原市)の最初の桜は大田原市中野内に在る龍念寺の「青木のシダレザクラ」。細い道をお寺に入って行くと境内の入り口にその枝垂桜が立っていました。が、やっぱり葉桜となっていました。こじんまりとした庭に立っているので庭先や桜の下の細い道路から広角で狙うか、奥のお墓から望遠で狙うか、いづれにしても撮影には工夫が要る感じです。今回は撮影を断念して早々に次へと向かいました。

次の目標に向かって走っている途中、今が盛りと咲いている桜が在りました。周りは開けた田園地帯で遠くに那須の山々が見えます。天気も上々で暫くこの無名の桜と春の田園風景を楽しみました。その内やはり通りがかりのカメラマンがやって来たのを機に桜を離れました。

光厳寺のしだれ桜 桜見事なシダレザクラ 2013.04.10撮影

次に訪れたのは大田原市寺宿の「光厳寺のしだれ桜」。立派な樹形そして地面近くまで枝垂れた枝にもびっしりと花がついて樹に勢いを感じます。山里深く春も遅いのでしょうか、今が丁度見頃といった感じでした。それでも来ているのは私だけ。勿体ないね~。一方お天気の方は雲が多くなって光を遮り桜が輝きません。光が射すまで暫く待たされました。
桜全体を収めようとするとお墓が入ってしまうのが難点ですが、樹形、樹勢、背景となるお堂、竹薮と杉木立となかなか写真写りのよい枝垂れ桜です。

入小滝の山桜 桜樹形が変わった? 2013.04.10撮影

先の光厳寺への道を更に奥に進むと山間の道端に「入小滝の山桜」が在ります。垂直に立った主幹と横に張った幹と変わった樹形の山桜です。が、この桜を知るきっかけとなった写真では二本在った垂直の主幹が一本になってました。もう一本は幹根から割けて倒れています。元々は三本在ったようですので、樹齢とこの不安定な樹形を考えると支柱が必要なのかしれません。
背景となる周りの森の色合いや樹形を考えると大変構図の難しい、光線の状態を選ぶ桜のように感じました。光厳寺のしだれ桜と伴にまたチャレンジしてみましょう。

次に大田原市北滝に在る「法善寺のしだれ桜」に向かいましたが探しきれませんでした。家に戻って地図を調べたら、どうも道は間違っていなかったようですが少し手前で引き返してしまったようです。

午後になると急速に雲が広がって全天を覆ってしまいました。偶の遠出で疲れもあったので早々に引き上げることにしました。明日も早いしね。
夕方になると冷たい雨が降り出しました。そして夜中にはその雨が雪に変わったようです。昼間と夜の温度差が厳しいです。

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