連休後半は山形に
連休の後半は山形の妻の実家に帰省し昨日千葉に戻りました。往き帰り共栃木の実家に１泊しての行程でしたが、あちこちと廻って走行距離が１,１００キロを超えてしまい流石に疲れました。
栃木の実家に帰省する度に立ち寄るパン屋さんがあります。高台に在るパン屋さんから西の方角を見るとそれまで空を覆っていた雲が切れて眩しいくらいの西日が苗を植えたばかりの田んぼを照らしだしました。ちょっと遠回りして青空を映して広がる田植え直後の水田風景をカメラに収めました。水田の向うには麦畑も広がって懐かしい感じがしました。
パン屋さんの庭は春の花で彩られていました。庭の茂みではナルコユリが西日を受けて輝いていました。
このパン屋さん、「なまけもののパン屋」と名づけてはいますがどうして、パン本来の旨味を出そうと研究を続けて美味しいパンを作っています。天然酵母を使ったライ麦のパンは外側が固く中はもっちりで噛めば噛むほど素材本来の香ばしい味がしてきます。
山形からの帰途に再度寄ってみると、遠目にレンゲショウマ？と思わせる花が咲いてました。まさか、この時期では在り得ませんよね～。下の写真を含めて名前が分かりません。[2021.04.03追記 上の写真はアキス・トリコフィラ、下の写真はイングリッシュ・ブルーベルと思われます]
味の濃いもの、甘い味付け等々ファースト･フードの軽薄な輸入食文化(さて、どこの国？ ハハハ！)で味覚を狂わされてしまった者にご飯にしろパンにしろ素材そのものの味を気付かせてくれる所がこのパンにはあります。
何かイタリアの田舎町トスカーナに旅行した際に感じた高い文化と長い歴史の香りがします。
帰途５日に寄った時には小さな店に行列が出来ていました。駐車場には横浜ナンバーも。今は通販を休んでおられるようなので、はるばる横浜から買いにこられたようです。
山形の桜は、平地では既に葉桜に変わっていましたが、西蔵王放牧場や小国町の小玉川地区などの山間部でオオヤマザクラを見ることが出来ました。
前回の大子町の分を合わせると相当な枚数がRAW現像待ちとなってしまいました。疲れをとりながらボチボチとやって行きます。
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