桜旅 山形県-1
東北自動車道に入ると直ぐにピーピーと鳴りだしたガイガーカウンターは栃木県の山添いから福島飯坂インターを降りるまで鳴ったり止んだり、強くなったり弱くなったりの繰り返しです。栗子峠を越えて山形県に入ったらようやく静かになりました。
山形県に入って最初に向かったのは南陽市の烏帽子山公園。駐車場から眺めると全山にわたって花がほとんど無く葉っぱが出ています。「やっぱり来るのが遅かったか~」と車の誘導をしている係りの方に伺うと、「いや、今が丁度満開です。今年は花芽を鳥に食べられてしまって」と。駐車場側から温泉街の登口まで歩いてみましたが酷いものでどの桜も花がチラホラです。結局、一本だけ花のついたシダレザクラを見つけて何枚か撮って終わりにしました。写真のように、シダレザクラの背景となるソメイヨシノは葉が出て花がポツンポツンです。ここまで酷いと鳥害だけではなく異常な気候など他の要因も関係しているような気がしました。この状況から判断して置賜の桜巡りは諦めて上山市に直行することにしました。
まずは上山市阿弥陀地の夫婦桜に寄ってみましたが既に葉桜になってました。そして驚いたことに“夫婦”桜が“寡”桜になってました。何が在ったのでしょう、ちょっと残念です。
次は上山市権現堂のふりそで桜に行ってみました。蔵王に登る道の途中に在って標高は高いのですがここもすでに葉桜でした。
3番目は国道13号を戻って上山市仙石の高仙寺です。境内に形の良いシダレザクラが在りましたがここも見頃を過ぎていました。
上山市の最後は上山城です。ソメイヨシノは色褪せていましたが何本かのシダレザクラがきれいな色を見せていました。
予想はしていましたが山形の平野部の桜は既に葉桜となってました。残るは山間部のオオヤマザクラです。翌日に西蔵王放牧場に行くことにして山形での初日は終わりとなりました。
上山城を下りた所で昼食を摂ったり買い物したりして妻の実家に着いたら猛烈な睡魔に襲われました。ソファーに横になったらそのまま爆睡。夕食前に起きて、お酒と食事そしてお風呂を戴いたらまたまた爆睡となりました。
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