桜旅 山形県-3
三日目の山形は予定が空いてしまいました。当初裏磐梯に移動することを考えていたのですが宿が取れず(いつもの当たりバッタリのパターンは連休には通じませんでした。そりゃ、そうだ、ゴールデンだもんね)移動を断念しました。結果はオーライで裏磐梯の桜は今になって咲きだしたようですし、小振りながらも見事に咲き誇ったシダレザクラが目の前に在りました。写真は妻の実家から数10歩の果樹園と田んぼの間に咲くシダレザクラです。昼前になって雲がとれ始めて蔵王の山が少しづつ見えるようになってきました。
昨日の山寺でご開帳づいた妻は寒河江の慈恩寺のご開帳も見てみたいと言うので昼過ぎになって出掛けてみました。山形自動車道を使えば30分程度の道程です。ところが。。。
いざ着いてみると、4日、5日は慈恩寺の重要行事があって拝観できないとのことでした。あれ~
慈恩寺のHPを見とけば分ったことですが後の祭りです。ハ、ハ、ハ
4日の夜から楽が奏され、5日の昼過ぎには国指定重要無形民俗文化財の舞楽が披露されるなど三院の住職総出の声明が行われる慈恩寺にとっては重要行事の日でした。山門から本堂に向けて舞台のようなものが作られていて不思議に思ったのですがその為の準備だったようです。これも後でHPを観て知ったことですが。
山門、本堂(国指定重要文化財)、三院、三重塔など古い木造建築が建ち並び、古くは広大な寺領を誇ったお寺のようですが、内外共に歴史に翻弄されてきた寺のようです。
丘の上にひっそりと古い建造物が建ち並ぶ寺院でした。周囲は山寺のような商家ではなく住宅が囲んでいますので門前は寺院の関係者で固められていたのでしょう。小一時間見て廻り、帰途道の駅に立ち寄ったりして戻りました。
夕日に照らされて朝とは違った姿、色を見せる小さなシダレザクラです。
菜の花畑が在ったのを思い出して行ってみました。夕日に染まっていい感じです。
翌日は朝早く出て、小国町のオオヤマザクラを見てから栃木の実家に1泊することにしました。
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