2013年8月26日 (月曜日)

秋の走り

ハイビスカス 蜘蛛新米蜘蛛 2013.08.25撮影

関東の北に在った前線が南岸より更に南に下がって乾いた空気に包まれています。9時頃の室温は25℃、秋めいたさわやかな朝を迎えました。先週の蒸し暑さとはガラッと変わって一息ついた感じです。

南国の花なのに暑さと乾きでつぼみを抱えたままだったハイビスカスが再び咲き出しました。その花に集まる虫を狙って網を張った蜘蛛さんですが、数本の糸を張っただけで網の目になってません。

ハイビスカス雨の日曜日 2013.08.25撮影

ここ数日の雨で息を吹き返したハイビスカス。葉は続いた暑さで大分痛んでます。

ハイビスカス生き返る 2013.08.25撮影

昨夜は毛布を被らないと寒いくらいでした。温度変化が極端です。

ハイビスカス秋空の朝 2013.08.26撮影

朝には青空が広がってましたが徐々に薄雲に覆われ午後には気温も湿度も上がってきました。秋の彼岸まで1ヶ月、残暑は続きます。

昨日は少し凌ぎやすくなった居間に寝そべって、NHK/BSで再放送された「こだわり男とマルサの女」の後編となるドキュメンタリー『伊丹十三「お葬式」への旅』や、撮り溜めた「オリバー・ストーンが語るアメリカ史」を見て過ごしました。

前者は伊丹十三の幼少からマルチ・タレント時代そして亡き父伊丹万作との葛藤を経て映画監督として「お葬式」でデビューする過程を宮本信子や周辺に居た人たちの話を交えてドキュメンタリー風に描いたものです。その思想的変遷や映画監督として様々な批評があるようですが、戦後日本の文化・思想の変遷や自分自身の思想の変遷と重なる部分も在って興味深く見ました。

後者はNHK/BSの「世界のドキュメンタリー」の中で何回かに分けて放送された全10本のドキュメンタリー映画です。録画できたのは半分の5本。原水爆実験やベトナム戦争、レイチェル・カーソンの「沈黙の春」が明るみに出した世界、そしてイラク侵攻などで子供時代に抱いたアメリカ民主主義への幻想は徐々に崩れつつ在る中で、愛国者オリバー・ストーンは完膚なきまでにその幻想を打ち砕いてくれました。逆に考えてみると、こういった人が居ること自体にアメリカは希望を見出せる気がします。翻って日本では。。。いつこんな映画が出てくるのでしょう?

pocket このエントリーをはてなブックマークに追加 ブログランキング 花 にほんブログ村 写真ブログ 風景写真へ

関連するブログ記事

去年の今頃は

トラックバックURL

このエントリーのトラックバックURL:
https://www.mizunara.com/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/1268

コメントする

閲覧ありがとうございました