玄米菜食の2日間
先週26日から2泊3日で体に優しい玄米菜食と日常から離れてリラックスした生活を体験してきました。新宿から特急スーパーあずさで向かった先は信州安曇野に在る宿泊施設・穂高養生園です。
26日の朝は本降りの雨と総武線の電車が止まるなどのアクシデントもあって特急に乗れるか気を揉む出だしとなりましたが、新宿駅でギリギリ発車5分前に飛び乗ることが出来てヤレヤレ!でした。その後も天気は回復せず3日間ともカラッと晴れることはありませんでした。特急列車の終点・松本で乗り継ぎ時間に余裕があったので国宝・松本城をカメラに収めてきました。
大糸線有明駅からタクシーで山道を入りアカマツ林の多い山中に穂高養生園は在りました。本来人間の体に備わる自然治癒力を呼び覚まし高める生活を目指した「体に優しい食事・適度な運動・心身ともにリラックスした休養」を謳った施設で、テレビやラジオ、新聞などのメディアとは切り離れた場所で、肉や魚を一切使わない野菜と海藻だけを使った食事、施設近辺の山中を散歩したりヨーガで体を動かしたりの運動、アロマテラピーや指圧、ハーブを使ったサウナや温泉、森林浴などの心身の休養を享受することができます。過去に訪れたことのある女房の薦めもあって病後の私の心身にどんなものか試してみたくて訪ねてみました。
宿泊者をみると、9割は女性でそれも若い女性が多いのには驚きました。男性は私を含めて女性に連れられてきた数名だけで、圧倒的に女性が多いです。
食事は夕食が17:30から、朝食が10:30からの一日二食です。丁寧に造られている食事は、野菜だけで作られているとは思えないほど見た目も美しく、兎に角、美味しい! 初めての私は感激しました。
玄米食なので(私は術後ということで酵素玄米を柔らかくしたものを特別に出してもらいました)、時間を掛けて咀嚼するのでなおさら食事は美味しくなります。
着いた日の夕食の後、ハーブ(その日はラベンダーでした)を使ったサウナを体験しました。15分蒸された後はサウナを出てハーブ・ティーで水分補給、夜の山中の冷気が火照った体にあたる気持ちよさは最高!です。それを4回繰り返えして1時間余のコースを修了、部屋に戻ったら眠気が襲ってきて爆睡でした。
翌日は午後にアロマテラピーを40分ほど受けました。オレンジの香りに包まれながらオイル・マッサージで太ももから足先、肩~首筋~頭と揉み解してもらって半分眠りの中でリラックスさせて貰いました。
宿のスケジュールとしては、8時からはヨーガと散歩が日替わりで組まれています。午後は13時半からアロマテラピー等が組まれています。
我々夫婦は、朝6時に起き出して朝の冷気の中で散歩を済ませ、宿の手配する散歩には不参加でした。女房はヨーガには参加、私はその間散歩の疲れで朝寝して9時半になってから温泉に浸かって湯ったり。
宿の周りは中房温泉に続く道路を挟んでアカマツ林を中心として鬱蒼と茂った山林ばかりでした。重いカメラを担いで行ったものの歩いて行ける範囲では被写体は乏しく今回はまさに静養と癒しの旅となりました。
実質2日の滞在でしたが体に優しい食事をいただき心身の静養ができました。が、が、家に帰ると、、、肉類は避けているものの魚は食べるし、甘いものも口に入れてしまうしで、これでは元の木阿弥ですかね~。
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