2016年11月 5日 (土曜日)

今日は一息

アサガオ自生のアサガオ 2016.10.22撮影

ここ2週間は外出が続いてちょっとお疲れ気味。今日はホッと一息で、ゆったりと朝のコーヒーをいただきました。

私の部屋の壁掛けのカレンダーは落ち葉に薄っすらと積もった雪の写真。もう、11月。今年も残り2ヵ月か~。

ホトトギスゆら ゆら 2016.10.10撮影

2日は新橋演舞場まで足を運んで「三婆」の昼公演を見てきました。初めての新橋演舞場、こじんまりとした昔の小屋掛けの風情を残した劇場でした。さすがに桟敷席は在りませんが、花道があって、席で弁当を開けるし、お酒も売ってたような。

芝居は、遺産をめぐって大竹しのぶ、渡辺えり、キムラ緑子が演じる本妻、妹、お妾の三人のおばさんの欲が絡むドタバタ劇。最後はみんながぼけ老人となっての共同生活。お馴染みのペーソスを含んだ喜劇です。

周りを見回すと、ほとんどがシニア、それも9割以上が女性。元気な笑い声に満たされた演舞場でした。

ホトトギスみどりの中で 2016.10.12撮影

3日は新交響楽団の定期演奏会で池袋の東京芸術劇場でした。こちらは巨大な大ホール。席での飲み食いは一切できませんです、はい。
そんな大ホールをアマチュア楽団が毎回ほぼ満席にします。

ホトトギス朝の光を浴びて 2016.10.18撮影

今回の指揮は山下一史氏。そして演目は、

吉松隆「鳥のシンフォニア”若き鳥たちに”」
伊福部昭「シンフォニア・タプカーラ(1979年改定版)」
ブラームス「交響曲第1番ハ短調」

でした。

新響創立60周年に当たる今年は日本人作曲家の曲を取り上げています。私にとっては初めて聴く曲ばかりですが日本人の手による素晴らしい曲に接することが出来るいい機会になりました。加えて2曲目のシンフォニア・タプカーラの改訂版の初演が芥川也寸志指揮でのアマチュア楽団・新交響楽団だったことには驚かされました。
会場には1曲目の作曲者の吉松隆氏が来ていて、前半の2曲が終わった所で壇上に紹介されて大喝采を受けていました。

伊福部昭というと「ゴジラ」しか知らない私ですが、きれいな弦楽器の響きから始まり、次々と各楽器が音色の美しさを聴かせ、最後は全楽器が響き合うお祭りへと展開する、「シンフォニア・タプカーラ」、良かったです。

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