確定申告と医療費控除
ぶらりと出かけた千葉市花の美術館(三陽メディアフラワーミュージアム)は創立20周年ということで3月いっぱいまで無料公開となってました。尤も我々シニアは有り難いことに常に無料なので度々ぶらりと気分転換にお邪魔させていただいてます。
昨日、健康保険や介護保険等の社会保険の納付証明書が届いて確定申告に必要な全ての書類が揃いました。そこで作りかけの平成28年の確定申告の最終チェックを済ませて、今日e-Taxで送付しました。
住基カードの有効期限が切れたので、仕方なく今回からはお騒がせなマイナンバーカードによる申告です。
今回は医療費控除の申告を初めて行いました。たまった領収書を整理して、国税庁の確定申告作成コーナーからダウンロードした医療費控除用の医療費集計フォーム(EXCELファイル)に1件毎入力していきました。
病院通いのバスや電車の交通費は医療機関の領収書に手書きで金額を書き込んでおき、集計フォームの支払金額欄に医療費との合計金額を入力し、「〇〇の治療 診察、治療、検査、薬代、交通費」などと診療項目と共に交通費を含むことを治療の内容欄に明記しました。薬局の領収書はそれ自体を1件として入力します。
ややこしいのが補填された金額欄です。健保から高額療養費給付金が支給された場合や医療保険の給付があった場合に入力するのですが、医療機関への支払い項目と給付金の対象項目を合わせる必要があります。従って平成27年の治療に対して給付された金額は申告対象外となり、平成28年の治療に対して給付が予定される未給付の金額は予定額を入力する必要があるようです。
この集計フォームはEXCELのマクロが埋め込まれているので、EXCEL機能を使った行やカラムの挿入や削除はできません。注意書きがあるので説明に従って処理します。
確定申告コーナーで上記集計フォームを読ませることで医療費控除の明細書が自動で作成、添付されます。また、e-Taxによる送信では医療費控除の領収書の添付は公的年金の源泉徴収票や保険の支払証明書と同様に送付を省略できます。
医療費控除の申告によっていつも以上に還付金が大きくなりました。一昨年の入院・手術時は医療保険の給付で補填できましたが、昨年はそうもいかず又健康保険適用外の治療費が嵩んだこともあって少しでも還付があるのは助かります。
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