暦のページを修正しました
急激に気温が下がって寒い朝となりました。足元が寒くて明けきらない時刻に目覚めて寝室の暖房を入れたくらいです。日本海側では大雪になってるとのこと、いよいよ冬本番です。
ずっと気になっていた便利ツールの配下に在る暦のページの改修・修正を行いました。
もう過ぎ去ってしまった2017年の旧暦変換の問題。大安か仏滅かと騒ぎになった問題ですが、自分の手に負えないと放ってあったのですがどうにも気になるので修正に臨みました。1972年から始まって2017年1月1日にも行われた「うるう秒」との関係で朔日の計算が誤差を生むのではとの指摘も在ったのでうるう秒のこれまでの集積の秒数分の修正を入れてみたら解決しました。偶然かな～？
しかし、ネット上に公開されている1870年以降の旧暦カレンダーと比べると他にも修正の必要な個所が判明しました。そこでネットに上げられた旧暦変換の問題を拾い集めて必要な改修を行いました。
その中に2033年問題と言われるものが在ります。これまで積み上げられてきた旧暦を組む決まり事をはみ出す事態が発生するんだそうです。明治時代に新暦に移ってからは旧暦は非公式のものとなり管理する行政部門はなく旧暦の決まり事を決める部門もありません。旧暦の月の始まりとなる「朔日」は天体観測の関係で国立天文台が決めているので2017年問題はそれに則って決まりましたが、2033年問題は決まり事を決める行為となるので決める部門はないようです。取り敢えず国立天文台の言う「案１」で修正してみました。
他にも2051年、2074年と誤差を発生させる部分が在ってパッチ当てのような修正を行い、取り敢えず公開しました。
誰にも管理されない暦となった旧暦。いろいろな伝統文化の中で使われたり、一般には「大安」「仏滅」など日常の習慣で使われていたりしますが、そろそろ踏ん切りをつけないといけない時期にきたのかも知れません。
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