e-Govなるものを使ってみた
今日もよく晴れ上がって暑くなりそうです。予報では最高気温が30度となっていますがさてどうでしょう。
年金機構から令和4年の所得税に係る扶養親族等申告書の提出を求める封書が届きました。「前年と同じ」であっても84円の切手を貼って返信する必要があります。
DXだ~、デジタル庁だ~と言いながらいつまでこんな封書でやり取りを続けるんだと疑問を持って年金機構のHPを見ていくと、「電子申請のご案内」の項が在って、e-Gov(イーガブ)より行ってくださいとあります。そして注意書きに電子証明書が必要ですとあります。何だ、この略称は!と悪態つきながらe-Govのサイトを覗いてみると。
e-Govサイトのお知らせには、サイトの運営が総務省よりデジタル庁に移管された旨の表示があります。総務省さん、マイナポータルの他にまたまたIT業者にそそのかされて次なるサイトを作ってたんだ。NTTデータ or 富士通 or NEC(は無いか、デジタル長官が嫌いだもんね)の使い勝手の悪いガラパゴス仕様(スイカのように使い勝手が良いならガラパゴスでも良いし別に国際標準だから良いとも思わないし、むしろグローバル化なんて発想の違いがあって嫌いだし)の2つ目かい?と早速アカウント登録からやってみた。
ま~分かりづらい、マイナポータルと同じ。まずは多くの申告業務の中から扶養親族等申告書の画面に行きつくまでに四苦八苦。そして扶養親族等申告書の入力画面が昔の紙のイメージに入れ込む設計にビックリ。そしてマイナンバーを入力させるならその時点で前年の内容を自動表示くらいして欲しいもんだと文句たらたらで一つ一つの項目を入力させられるはめに。
極め付きは出来上がった帳票を送信するのに電子証明書が必要となるわけですがマイナンバーカードのセットアップの表示が無いので何をしたら良いのか分からない。当てずっぽうに(ぼっとしたらと思って本当にあてずっぽうに)マイナンバーカードとその読み取り装置を繋げたら電子証明書の選択画面が出て処理できた、って感じでした。尤も入力ガイドは読んでませんのでそちらに記述があるのかも知れませんが? しかし、入力ガイドなんて普通読まないよね~。
デジタル化の先進分野であるe-Taxが長年の進化で使い易くなっているのに、それを手本とすればいいのに、何でこうも一つ一つ独自の仕様で作るんでしょうね??? 官僚も、その下で企画する民間企業からの出向者も、そして受注者のIT企業のSEも、国そして地方行政のシステムの使い勝手上の統一と専門的な業務知識の習得とその業務見直しに励んで欲しいものです。コンピュータ知識なんてその次の次でしょう。
PS)2021.09.29
e-Govアプリを立ち上げ、ログインし、マイページの案件一覧から手続き案件を参照すると、9/23受付(到達と言うんだそうです)、9/24審査開始、9/27審査終了、9/27手続終了とあります。これで手続きは完了したものと思われます。この間に申請を受け付けて審査中の旨のメッセージ、手続きが完了した旨のメーセージが飛んできました。
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