今年もe-Govで
彼岸を迎えて暑さも治まるかにみえましたがどうにも今年はそれでは済まなかったようで10月に入っても夏日が続いています。さすがに朝夕は肌寒さを感じて長袖を着込むんですが昼間は汗ばむような陽気になります。
9月末には毎年恒例の「年金等の受給者の扶養親族等申告書」なる書類の提出を求める封書が日本年金機構から送られてきました。
提出しなくても確定申告で調整は出来るのですが恒例行事よろしく毎年「前年に同じ」にマークして切手を貼って提出していました。が、昨年からは電子申請で提出するようにしました。
きっかけは偶々この手続に関する年金機構のWEBサイトを見ていたら電子申請も出来る旨の記述を見たことです。お役所のサイトですから、また分かりずらいんだろうなとやってみると、案の定分かりづらかったです。(笑)
「電子申請アプリ」なるもののインストールが必要で、アカウントの取得とそれに関連づけして名前や連絡先の入力が必要となります。また提出する申請文書には電子署名が必要となりますのでマイナンバーカードとその読み取り装置が必要となります。
昨年の申請書類のアーカイブから今年の申請が出来るのかと思ったら出来ず、頭から申請文書を探して、必要事項の入力も更から入力し直して、電子署名をして送信となります。
受け取った側では昼間に人手による処理、夜間にバッチ処理してるのでしょうか、進捗がある度にメールが夜中に発信されます。そして電子申請アプリには進捗の状況が表示されます。
25日に一度送信したのですが電子署名がうまく行かなかったのか受付がされなかったようなので、29日に再度申請し直しました。それに対し、30日の未明、1日の未明、1日の昼間とメールが来て、都度申請アプリでのステータスが変わって行き、手続き終了の表示となりました。
何千、何万とある手続きを電子化するのですから書類の標準化、データ化は相当先になるのでしょう。書類の網羅的な設計と共通データベース化という難しい作業が進まないと紙(PDF?)の蓄積としかならないのかも知れません。お役所のDXなんて気の遠くなるような話かも知れません。
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