2022年12月13日 (火曜日)

次のパソコンどうする

スイセン咲き出しのスイセン 2022.11.28撮影

師走に入って年の瀬らしいことは何もしていないのに瞬く間に時は過ぎて早くも中旬になってしまいました。この年になると年越しも面倒なだけでうんざりします。

ブログの投稿も大分時間が空いてしまいました。その間ネットを漁って今時のパソコン事情を調べることに相当な時間を割いていました。

スイセン庭はスイセンの季節 2022.12.02撮影

Windows11のハードウェア要件を満たさない私のパソコン。毎年のメジャー・アップデートを真面目に施しても2025年10月にはWindows10のサポートが終了してしまいます。因みにこの年毎のメジャー・アップデートにもサポート期限が在って、今年の秋のアップデート22H2のサポート期限は2024年5月となっています。

スイセン八重咲きのスイセン 2022.12.11撮影

今の所Windows10からWindows11への乗り換えは無償となっていますが明確に保障されている訳ではなさそうです。と言う訳でそろそろ次のパソコンをどうするか考え出したというわけです。

スイセンしばらくは主役のスイセン 2022.12.11撮影

既成のパソコン(BTOと言われる希望の部品を組み合わせて完成品を注文する形態を含め)を買うか、それとも今までのように自分で部品を集めて組み上げるかも決めていないのですが、それを決める上でも最近のパソコン事情を調べる必要があります。
以下、今後継続的に調べていくための自分のメモ代わりです。

今現在所有のパソコンはミドルタワー型のATXケースと言われる机の上に置くには大き過ぎるケースを使って組み上げているのですが、次は既成品を買うにしろ自作するにしろもう一回り小型のケースにしたいと思っています。その場合、パソコンの心臓部となるマザーボードはマイクロATXという小ぶりのものになるので載せられる部品の数にも制約があります。となると機能やUSB等の端子類の数にも制約が出てくることになります。

上記の希望を備えた上で見た目、機能性からみた好みのケースを探してみました。なかなか使い勝手を考えるとこれはというものは少なかったのですが、これなら机の上に置いても使えそうだなと思えるものが一つだけ見つかりました。値段も手ごろ、デザインも良さげです。
併せて、後述のマザーボードやグラフィックボードが必要とする電源容量を持った(今の所では650W以上の80+ゴールド以上の認定品)電源ユニットとマザーボードとPWM仕様で繋げる冷却ケースファンを調べています。

問題はマザーボードです。パソコンの性能、使い勝手を決めることになり、そしてそのものの価格は勿論それによって他の部品の選定まで制約してくるので全体の価格まで影響してきます。
マザーボードの核心はCPUやメモリーや各種デバイスを結びつけるチップセットに何を使っているか決め手になります。INTELの世界で考えると丁度今は世代変わりの途上にあるようです。今現在出ているのはINTELの第12世代COREプロセッサー向けの600番台のチップセットが主流で、今年の10月から市場に出てきた第13世代のプロセッサー向けの700番台のチップセットは「Z790」の1種類のみでそれを載せたマザーボードは結構な値段となっています。来年になって他の「H7xx」や「B7xx」が出てくるのか、世界的な半導体不足の状況は解消されるのか、そして価格がどう設定されるのか、見ていくことになりそうです。

チップセットが心臓部だとするとパソコンの頭脳となるCPUは第13世代が前述のように今年の10月に出始めたばかりで、まだオーバークロック版(番号の後ろにKやKFが付くもの)だけで無印と呼ばれるCPUがまだ販売されていません。オーバークロック版まで性能を必要としない私には価格も安い無印で充分なので、これも来年の動向をみることになります。
勿論価格や性能によっては第12世代のチップセットやCPUを選ぶこともあり得ます。
更にチップセットとCPUに合わせてメモリを選定することになります。現在主流で比較的値段のこなれたDDR4のメモリとするか、更に高速のDDR5にするか互換性を見ながら決めることになります。

OSやアプリを収容する記憶装置として今でもSSDを使っているのですが古いSATA 6Gbps接続のものです。昔はハードディスクの役割だったのですが、それがSATA接続のSSDに変わり、現在のSSDの主流は更に高速のPCIeM.2接続のものに変わってきています。SSD自体の形態も変わってマザーボードに直接挿し込むメモリーカードのような形式でこれもまたマザーボードの仕様次第で種類や載せられる台数が決まってきます。また、高速故に発熱による熱暴走もあるようなのでSSD個別のヒートシンクを必要とするようです。

写真(偶には動画の編集もやる)をやっていると最近のカメラの高画素化も相まってストレスなく編集作業を行うにはある程度の性能を持ったグラフィックボードを必要とします。また最近のディスプレイ装置の高性能化に併せてチップセットとの接続の高速化、描画の高性能化が進んでおりどのレベルのグラフィックボードを選ぶかは値段が相当に高い部品だけに悩ましい所です。
更にグラフィックボードを調べていて大きな課題にぶつかりました。現在使っているディスプレイ装置が既に14年近く使っている古いものなのでパソコンと繋げるインターフェースの方式が旧式です。この方式を搭載したグラフィックボードは数少なくなってきました。最新のグラフィックボードではほとんどが搭載していません。ということは現用のディスプレイに合わせて旧式のグラフィックボードを選ぶか、この際ディスプレイ装置をも更新してしまうか、を考えなければならないようです。それなりの色域を持つディスプレイ装置は高額なだけに悩ましいことです。ま、14年近く使っているディスプレイですからね~、そろそろなんでしょうけど。

カメラの記録メディア(CFカードやSDカード)の読み取りをストレスなく行うにはカードを差し込むだけで高速で読み込んでくれるメモリー・カード読取装置を必要とします。最近のUSBの高速化と相まって読み取り速度の高速化とケースへの内臓そして使い勝手を視点に部品の確認をしています。

膨大に溜まっている写真画像や動画のファイルをどう保存するかも悩む所です。現在では3TB近くになってます。4TBのHDDでRAIDを組むか、外部のRAID構成のHDDに大部分を移してパソコン本体のHDD(又はSSD)を身軽にするか、安くて安全な保存方法を模索しています。

来年の製品動向を見ながら少しづつ準備を進めて来年後半或いは再来年には移行を終わりたいものです。

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