すごい音を聴いてきた
昨日の日曜日は池袋まで出かけて新交響楽団の定期コンサートを聴いてきました。
今回の指揮は矢崎彦太郎氏でした。演目は、
- デュカス作曲 交響曲ハ長調
- ラヴェル作曲 高雅で感傷的なワルツ
- レスピーギ作曲 交響詩「ローマの松」
でした。「ローマの松」の曲名を知ってるくらいで聴くのは初めての曲ばかりでした。
哀調のある美しいメロディーで始まる3楽章構成の交響曲で始まり高揚した処で休憩に入り、その後次々と曲調の変化する短いワルツを挟んで、締めがメインの4楽章から成る交響曲?(交響詩)の構成です。
いつもは可動式の壁で隠されているパイプオルガンが見えているのでどんな使われ方がするのかと思っていたら、「ローマの松」でその重低音が地鳴りのように鳴り響きました。
楽器編成も大掛かりでピアノやチェレスタやハープ、多種類の打楽器、水笛まで登場する多くの管楽器、舞台狭しと並んだ楽器が美しいメロディーを奏で最後の楽章「アッピア街道の松」では3階席に配置された金管楽器も加わっての大音響に向けて盛り上がっていきました。
繊細な弦と管楽器のやり取り、そしてこんな重低音、高音、大音響はやはりクラシック向けに作られた大ホールで聴くオーケストラでないと体感できませんね~。
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