今回の新響の演奏会は錦糸町で
秋の愚図ついた天気から抜けて出て青空が広がるようになりました。昼間は長袖ではちょっと汗ばむような気温になっています。
暑くて長い残暑で調子が悪かった柿は病気にやられたのか真っ赤に腐って落ちたり鳥たちの格好の餌になったりでかなりの数が無くなりました。それでも結構な数が残ったのですがまだ固くて甘さが足りません。数が生り過ぎたせいかいつもと比べると小粒です。今年の夏の暑さはいろんな形で影響を残しています。
大分前から咲き出したホトトギスが満開になってきました。
咲いているのはタイワンホトトギスばかりで日本種のものは芽を出していません。
花の減った庭にもいろんなチョウチョがやって来ます。ホトトギスの花を撮ろうと近づくとその葉にキタテハが止まりました。
先の土曜日12日は新交響楽団の定期演奏会でした。これまでベースとしていた池袋の東京芸術劇場が改装工事に入った影響でこの先1年間はあちこちのコンサートホールを渡り歩くことになりました。今回は錦糸町駅の近くの「すみだトリフォニーホール」でした。佐渡裕氏が音楽監督を務める新日本フィルが拠点としているホールです。次回1月は川崎の「ミューザ川崎シンフォニーホール」、4月は「サントリーホール」、7月は有楽町の「国際フォーラム・ホールC」とさまざまなコンサート・ホールを経験できることになりました。街もホールの形も座席も舞台の見え方も違ってちょっと落ち着かない感じはします。このレベルのコンサート・ホールになると音響の違いまでは私の耳では判断できませんが、2階席を選ぶことの多い私には管楽器の響きが違ってるかな~って感じはしました。
これまでは昼公演が多かったので年寄りには良かったのですが今回は18時開演の夜公演。池袋と比べると距離が短いので行ってきましたが帰宅時間がいつもだと寝る時間になるので何とも、でした。
今回の指揮は坂入健司郎氏、曲目は
- ルトスワフスキ作曲 小組曲
- ヤナーチェク作曲 歌劇「利口な女狐の物語」組曲
- ブルックナー作曲 交響曲第4番 変ホ長調 1878/80年稿
でした。
若さ溢れる坂入氏と相当な練習・リハーサルを重ねたんでしょうか、曲想や演奏のメリハリの利いた素晴らしい音と演奏を聴かせて戴きました。感動ものでした。
最近の新交響楽団のトピックとして、YouTubeに新交響楽団のアカウントが設けられて過去の演奏会のビデオや音源が公開されています。これからも公開される曲目が増えるとうれしいですね。
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