来年の歴要項が発表されました
今日は二十四節気の「立春」。少しづつ冷え込みが緩んで春を迎えます。とは言ってもまだまだ寒の戻りがあったり、南岸低気圧の通過で雪が降ったりと油断の出来ない季節です。
そして今日は毎年2月初めに発表される来年のカレンダーの諸要素が国立天文台のサイトに掲載されました。
「歴要項」と呼ばれるもので、国立天文台で計算した翌年の暦をまとめたもので国民の祝日、日曜表、二十四節気および雑節、朔弦望、東京の日出入、日食・月食などが含まれます。これによって「春分の日」と「秋分の日」が決まって来年のカレンダーが印刷できるようになります。
また「朔日」が決まるので旧暦の日付そしてその延長で大安や仏滅などの「六曜」なども決まることになります。
当サイトの「暦と天気」のページにある日めくりカレンダーは地球から見た太陽や月の軌道を計算して過去・未来のカレンダーを作成していますが、旧暦での朔日の計算や二十四節気・雑節の日付の計算における零時近辺での微妙な十数分の誤差の補正を必要とする場合が在って最終的にはこの国立天文台の歴要項に基づいて補正を行っています。(地球も月も真円ではなく楕円軌道を動いておりいろんな要因によるゆらぎが在るので実際の観測データに基づく計算を必要としているとのことです)
補正の実態は「暦と天気」の利用上の注意点に記述していますので参考にしてください。
尚、今回の令和8年(西暦2026年)の歴要項に関しては補正の必要な事項は有りませんでした。
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